日商簿記2級はどこのサイトでも「持っていると就職に役立つ」と書いてあるわけですよ。もしかしたら今の仕事を辞めて、事務や会計事務所なんかに就職できるのでは!?
などと安易な考えで、しかも独学で勉強を開始。それなりに頑張った結果、合格したのですが、現在この通りですよ!
私が独学で簿記2級を取得した時にしたこと、考えていたことをご紹介します。そして今思い返すと恥ずかしい失敗談をご紹介します。
目次
短期間で勉強したから合格できた
まずはじめに伝えておかなくてはいけないのは、1つのサイトやブログの情報を鵜呑みにしないように!という注意です。
やり方がその人に合っていたかなんて、終わってみるまでわからないわけで。
さて、私が勉強した期間ですが「1ヶ月」です。正確には「1ヶ月半」だったのですが、ゲームのビッグタイトルが試験前に発売された関係で、勉強していない期間があったので「1ヶ月」です。
大体1日、3時間~位でしょうか。最終的に自分の苦手な所を重点的にやっていたので、もっと短かったかも。
ゲームに惑わされたことからもおわかりでしょうが、私は興味が薄いものに対して集中力を保てないのです。
その為、勉強でも短期決戦をしかけたのでした。
参考書などなど
線があるタイプのノートだと、それにあわせてしまうので、白紙のノートを使うようにしていました。線が細かければそれでいいかもしれませんね。この辺は、自分の見やすいノートで。
参考書ですが、書店を回って「一番簡単そう」なものを購入しました。商業・工業はもちろん同じ出版社のもの。
それだけしか買わなかったし、勉強しませんでした。
過去問は購入すべきだった
私が失敗したと試験中に思ったことのひとつが、これです。
「あれ?私が思っていたより、問題文が難解だぞ!?」
参考書の最後のほうに申し訳程度にオマケとしてついている、総合問題のみを繰り返し問いていた私氏ショック(誤字ではありません)。
問題に対しての慣れって、文章慣れも含むんだなぁと思いましたね。気がついたのが試験中だったので意味が無いですけど。
問題集・過去問はそういったことがあるので、絶対にやったほうがいいです。少なくとも試験中に戦慄することがなくなるでしょう。
私が簿記2級を取るまでにした失敗集(または後悔)
先程の「問題集・過去問を購入しなかった」もそうですがまだあります。
言葉の意味・定義が自分の中で曖昧だった
これ文字通りです。簿記の勉強をする中で、計算問題とそれに連なることがすんなり出来た為に、穴埋め問題でまさかの苦戦をすることに。いや、自分ではわかってたつもりだったのですよね。
実は過去問やってなかった!にもつながるのですが、文章表現が硬めになるだけで曖昧な言葉がふっとびます。
え、アレでいいんでしょ?
と確信を持てず、不安になります。
もし更に上の資格を考えているなら、2級のうちに単語の意味を自分の中で定義しておくと、その後にもつながって素敵です。
会場の雰囲気にのまれた
これは笑ってくれていいですよ。そういうこともあるかも程度に、読んでください。
思ったより若い子が多いな~という印象で、始まるまで自作のノートを見ていました。それが始まったのは試験がはじまってから。
ダダダダダ、ターンッッッ!!
みたいな感じで計算機叩いてるんですよ、実際はそんなに大きな音ではなかったかもしれませんが、静かな会場なので音が響きます。
おまえら、何をそんなに計算機使う必要があるんだよ!?
私、正直かなり不安になりました。もしかして、問題を解くペース遅いのかも!!なんて焦ったりして。
慎重に問題を解いていましたが、タイピングするみたいなスピードで計算機を叩くことも無く終了。あれはなんだったんだろうと、疑問に思いつつも、解放感から足早に会場を去って行く私。
なんだよ、チラシかよ、ウゼーとか思いながら早歩きで音楽を聴きながら駅へ。
答え配ってた
どこかの、予備校かなんかだったのかな?模範解答を配っていたのですよ。チラシじゃなかったと、後から知りました。
そうです他の人は自己採点で、合格・不合格がある程度わかっていたのに、私は発表までモヤモヤしていたのです。
全部自分のせいですけどね!!
まあ、こういう失敗をしちゃったよ!とおっさんがわざわざ書いたので、どこかのだれかの参考になれば良いなぁ。
オマケ・男が取るなら若けりゃ若いほど良い
ぶっちゃけ30過ぎなら遅いと思う。情熱があればというけれども、付加価値をつけなくては勝負にならないわけで、しかもその勝負の場に立てるかという所からはじまる。
営業はいやだ、土方も無理だ、IT系はブラックだ!なんて思ってる若い子は学生のうちに資格を取ることを本気でおすすめします。
もし学生時代に戻れたら、全力で簿記1級を取りにいくでしょう。
事務の仕事はよっぽどのことがない限り男性は取らないし、税理士は結局のところそっち系の学校じゃないとかなり厳しい。
将来の目的が無く、ゲームに全力を注いでいると、私みたいに30過ぎちゃうのでマジ注意。
学生の場合はこれから、もう働いている若い人は今後、その会社でどれだけ働くかを考えてみたほうが良い。そしてそれは早いほうがいいですよ。